キャリアマネジメント受講例vol.11

今回は、福祉系大学を卒業後「福祉の世界しか知らない自分にはなりたくない」と一般企業(医療系人材派遣会社)に就職し営業職として働いていましたが退職、「事務職に方向転換したい」とキャリアマネージャーの元に来談されたRさん(23歳)の事例です。

初回面談時の状況

Rさんは営業職として一年間頑張りましたが、仕事に対する矛盾を感じ退職を決意し、再就職では事務職を希望。一方で社会福祉士等の資格を活かせる仕事も考えていました。
キャリアマネージャーとの面談やキャリアインサイトなどを通して、Rさんは福祉の分野に興味があることを再確認しましたが、同時に社会福祉士の仕事内容や、介護職として直接利用者に触れ合う現場には魅力を感じないことがはっきりしました。
そこで、今度は裏方でサポート的な仕事であり、企業に必要な存在である事務職として、長く勤めていきたいとの気持ちが固まりました。
 
 
※キャリア・インサイト(職業適性診断システム) パソコンで適性・適職の診断ができるシステムです。
キャリアマネージャーが面談して見つけたRさんの課題
・どんな事務職を希望しているのか?
・異職種への転職であり、何をアピールするか?
キャリアマネージャーが行ったアドバイスは
◆これまでの経験の棚卸しを行い、Rさんの強みや得意とすることなどの自己理解を深めること。
◆現実の事務職関連の求人を幅広く見てもらい、応募するしないは関係なく、興味を惹いた求人から、「なぜ惹かれたのか」を考えること。
その結果、営業職の経験を生かし営業をサポートする営業事務、あるいは専門的な知識やスキルを積んでいける経理事務や総務事務など、専門性の高い事務職に興味があることがわかりました。 また、未経験であるからこそ高い意欲と熱意を伝える為に、志望動機を明確にし業界は絞らず、「この会社で働きたい」と思える企業を探しました。

就職活動の結果

Rさんは、積極的に求人検索し、興味を持てた企業には積極的に応募。応募先によっては、社会福祉士等の資格があるために、介護職や現場の仕事を面接時に勧められたり、過去の職歴から「営業職が向いているのでは?」と言われ苦戦しましたが諦めることなく、自分のしたいことを熱意と意欲を持って訴えつづけ、大手スーパーの総務・経理職の内定を勝ち取りました。
 
 
キャリアマネージャーの目
Rさんは、職務経歴書を応募の都度作り直し、企業研究を怠らず面接に備えるなど、事前の準備を入念に行いました。内定後に「絶対決めてやると背水の陣で頑張りました」と話されたのが印象的です。
ご自身の中で就職までの期限をはっきりと決められたこと、徹底した準備と最後まで諦めなかったことが採用につながったと思います。
各事例で紹介されている「YJ@Friends」「ロ-ルモデル交流」「不足要素解析サ-ビス」「企業アプロ-チ訓練」は平成20年3月31日をもって終了しました。
ページトップへ